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自然栽培の田力の米
農薬を使わないお米、肥料を使わないお米を宮城県から全国に発送します。

 自然栽培米のお届け

【2012年産の新米 出荷開始】

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 いにしえの品種、その野性味が自然栽培でよみがえります。
宮城県色麻町から

【2012年産の新米 出荷開始】

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 自然栽培のササニシキを天日干しにしてみました!おてんとの味わいをお楽しみください。
宮城県色麻町から

【2012年産の新米 出荷開始】

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 でんでんむしむしカタツムリ、自然栽培の六次産業を目指します!
宮城県石巻市和渕から

自然素材の農業資材
工場は津波で流された。だけど竹チッパーは10トン車の下から発掘できました!

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田力ノート

無農薬、無肥料稲作栽培の記録から
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稲の日本史

評価:
佐藤 洋一郎
角川書店
¥ 1,575
(2002-06)
コメント:DNAやプラントオパールなど、豊富な研究実績から縄文時代における稲作可の能性を追求し、日本の稲作の起源を焼き畑に求めた。そして縄文文化にこそ自然を大切にし、逼迫感著しい現代の農業を打開するヒントがあると説く。
 
 本書では弥生時代の木製農具を復元し、これで実際に水田の耕作を試みたくだりがある。結果は木製農具が簡単に折れて使い物にならなかったが、これを読み、日本全土に水田が広がるには、鉄製農具の登場を待たねばならなかったことが想像された。

 著者は日本の稲作の起源を縄文時代の焼き畑に求める。一方、「稲作の起源」は、縄文の焼き畑稲作に否定的で、私もこれに同調する。このように考えるのは焼き畑による稲の直播栽培が困難だと想像するからだが、日本の焼き畑の歴史を調べれば、もう少し別の考えが得られるかもしれない。

 また本書では、古代、日本の稲は熱帯ジャポニカであったとし、この種は肥料がいらず、粗放な稲作でも収穫ができると紹介する。現在の稲作において所得向上を目指すためには、収量の増加よりも肥料など支出費削減が重要となるから、熱帯ジャポニカ型の稲は時代のニーズに合っている。このような品種の発掘が求められる。

 著者は「水田は地球に優しいか」の章で「水田の存在=環境保全」といった考えに疑問を呈する。著者が必ずしも水田の存在が環境保全にならないと考えるのは、現在の稲作には多量の農薬や化学肥料が投入されているからである。

 農薬や化学肥料は別として、私自身(本ブログ著者)も「水田の存在=環境保全」という言い方が好きでない。「環境」という口当たりの良い言葉の裏に、別の意図が隠されていることが多いことを経験的に知っているからである。

 縄文時代から現在まで、稲作は時代の要請によっていろいろと変化してきた。決して、水田稲作とは永久不変の存在ではなく、現在、時代の要請に合わせた新しい稲作が必要とされている。それを本書は教えてくれる。

◆ 「稲の日本史」を参考とした掲載記事

 ・稲作の歴史/稲作の起源

【記:平成21年1月2日】

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