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自然栽培の田力の米
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【2012年産の新米 出荷開始】

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 いにしえの品種、その野性味が自然栽培でよみがえります。
宮城県色麻町から

【2012年産の新米 出荷開始】

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 自然栽培のササニシキを天日干しにしてみました!おてんとの味わいをお楽しみください。
宮城県色麻町から

【2012年産の新米 出荷開始】

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 でんでんむしむしカタツムリ、自然栽培の六次産業を目指します!
宮城県石巻市和渕から

自然素材の農業資材
工場は津波で流された。だけど竹チッパーは10トン車の下から発掘できました!

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無農薬、無肥料稲作栽培の記録から
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米(こめ)の語源
  「コメ」の語源は、心を「こめる」といったように、米に神聖な力を込めるとの意味から「コメ」になったとの説が一般的である。また「小実(コミ)」や「小目(コメ)」が転じたとする説もあり、これ以外にも朝鮮語「コメン(コム)」(酒を醸造する)やベトナム語の「コム」やタミル語の「クンマイ」などとの共通性が指摘されることもある。

 日本語学者である大野晋氏は著書「日本語はいかにして成立したか」で、稲作にかかわる日本語とタミル語の共通性を指摘し、米「コメ」の語源をタミル語の「クンマイ」に求めている。おそらく朝鮮語やベトナム語などとも共通性が見られる「コメ」の音韻は、インドで発祥し各地に伝播した稲作とともに、各地に伝えられた「クンマイ」の名残なのかもしない。
 
 元来、米は「ヨネ」と呼ばれることが多く、「コメ」と呼ぶようになったのは、平安中期以降のようである。確かに地名や名字では、「米」を「ヨネ」と読む場合のほうが圧倒的に多いのではないだろうか?なぜ「ヨネ」が「コメ」に変化したのか興味深い研究課題である。

 また現在、「米」は「稲」と区別して用いられるが、これを区別するようになったのは鎌倉・室町時代以降のことである。このように「米」の読み方や意味は時代によって変遷している。

 かつて日本人の大部分を占めた農民にとって米が実質的な主食となったのはかなり後のことで、江戸時代においても農民の多くは米以外の雑穀食を主体とした。
 さらに古代に遡れば、米はヒエや粟、麦や豆などと一緒に栽培される作物の一つであっても、特段に農業の主体を占める作物でなかったはずである。

 これが江戸時代になると、
「米」は他の雑穀とは異なり「貨幣」の代替として意味を深めていく。例えば農民が何か賦役を行う際の賃金が米で支払われたり、あるいは年貢として供出された以外の残余米の大部分を、家財道具を購入するための資金に充てるなどである。
 そもそも江戸時代は「伊達百万石」などと藩の財政力を米の生産力で評価した時代であり、米が経済の指標であった。

 このように時代を経るにつれ、米は単なる作物ではなく、次第に貨幣的、経済的な意合が付加されていく。そして、その過程で「ヨネ」は「コメ」となり、そして「コメ」が「イネ」に変化したものと想像される。
 
  さて、私自身はコメの語源を「こめる」の転化でなく、大野氏のタミル語伝播説を支持するのだが、日本人にとってのそもそもの「米(ヨネ)」、そして「稲(イネ)」の語源については、下記の記述をそのまま受け取りたい
 

(農業で(注))栽培される作物の種類はたいへん多い。そのうち五穀の類はそれらの長ともいえる重要な作物である。とりわけ稲は重要で、いわば長の長である。食は人の天ともいうが、これはまったく道理にかなった表現である。稲は「いのちの根」、米(よね)は「世の根」という意味を表す。
 
農文協発刊「日本農書全集 7 「農業余話 下 文政11年 小西篤好 著 耕作論」より引用
(注)田鴨 付記

 
 日本語には「ヨネ」や「イネ」以外にも「種(タネ)」、「金(カネ)」など、語尾に「ネ」のつく言葉がある。

 もしかしたら、これら言葉にも、忘れ去られた日本的価値観が隠されているのかもしれない。そして、その語源を紐解き、本来の意味が理解されるならば、日頃、何となしに聞き捨てる言葉の一つ々に命が芽生え、世事に煩わされる日々にあっても明日への活力が生まれると思うのである。
【記:平成20年9月21日】
 
▼参考HP

▼参考文献
「日本の人口増加の歴史−水田開発と河川の関連−」
(山海堂 発刊 本間俊朗 著)

「日本語はいかにして成立したか」
(中公文庫 発刊 大野晋 著)


 田んぼに関わる専門用語と、田力つながりで用いている用語を解説します。
 下記の説明文中「黒」で記す部分は一般的な認められた事項を、「青」で記す部分は、田力つながり仲間で解釈している事項を記載しております。

| | 13:20 | comments(2) | - | pookmark |
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| - | 13:20 | - | - | pookmark |
稲の原産地がインドであるという説を初めて知りました。照葉樹林文化説により、数十年前は中国の雲南が原産地と言われていましたが、この20年間の長江文明や稲DNAの研究により、長江中・下流域が原産地であることが定説となりました。私自身は、もっと下流の、今は大陸棚になっているがヴュルム氷期には陸化していた地域こそ本当の原産地と思っています。ただ、海面下の遺跡を探すのは困難すぎるでしょうね。
さて、コメの語源についてですが、私は中国語と関連があるのではないかと思っています。「菰米」(マコモ)「谷米」「穀米」あたりなら現代中国語の発音で「グーミー」なので、「コメ」に近い発音をした地域・時代があったのかもと......。
| 風仙 | 2010/09/13 11:04 PM |
中国語には「禾米」と言う言葉があるようです。そのまま読むとkameiと読めます。これが中華圏及びその周辺に広まって色々に変化したんじゃ無いでしょうか。
そうであれば東南アジア、日本、中国、朝鮮に類似の言葉がある説明がつきます。お説のようにヨネが死語化しコメに変わったのは鎌倉期以降、言わば古臭い日本語がハイカラな漢語に取って代わられたんじゃ無いでしょうか。
| kami | 2017/06/27 2:33 PM |